診察台

インプラントによる歯科治療は治療後の咀嚼率が入れ歯治療などが天然歯の50%程度なのと比べると80%程度と高い水準を保つことができるのです。しかしこの咀嚼率はカウンセリングの元正しい治療方針としてきちんとした治療が行われた場合の数値なのです。歯科医に技術がないなど場合によってはこれだけ高水準の咀嚼率が得られない場合も少なくありません。治療とはいえ手術を伴うものです。実際に過去には手術中に顎骨に穴をあけるためのドリルが顎骨を貫通し動脈を傷つけ治療を受けた患者が死亡したという例もあるのです。実際にこの手術を行った歯科医は業務上過失致死で書類送検されています。このケースがそうであったかどうかは不明ですが十分な技術もなく安易に自由診療であるインプラント治療を行うケースは少なくありません。万が一の場合命の危険があることも念頭に置き治療を受ける必要があるのです。

インプラント治療といっても義歯に使用されている素材は様々です。義歯の土台となる部分にはチタンやチタン合金が使用されるケースが多いです。チタンは金属アレルギーの人でも利用できる可能性があるのです。しかしチタンにアレルギーがある場合にはこうした素材は使用できません。 このように治療を行う前のカウンセリングは非常に重要なのです。その段階でアレルギーや口腔環境、持病、ほかの歯科治療の有無などインプラント治療の妥当性が検証されるからです。最近ではより患者が確かな診断を受けるためにセカンドオピニオンという言葉が広く普及し利用している人も多いのです。しかしセカンドオピニオンを行った医院の判断が絶対に正しいとは限りません。一度目の治療方針や診断を全否定するような歯科医は注意が必要なのです。インプラント治療が手術を伴うリスクのある治療方法であることを念頭に置き治療を受ける必要があるのです。